●視覚障害者の外出時の行動様式●

1.基礎知識編

(1)白杖(はくじょう)
 視覚障害者の持つ白杖には周辺の事物の存在を知るセンサー、衝突からの防護、視覚障害者であることの 目印(シンボル)の3機能があります。世界共通です。使用中の白杖には触らないようにしてください。
(2)声の懸け方
 迷っているらしい視覚障害者を街で見かけたときは「(なにか)お手伝いしましょうか」と気軽に声をかけてください。
(3)誘導の仕方
 誘導手引きの基本は、自分の肩、二の腕、肘(視覚障害者の身長との相対的な関係で最適な位置を視覚障害者は選びます) を触らせることてす。視覚障害者の手や腕をひっぱったり身体を押したりすると、視覚障害者がバランスをくずされてしまい危険です。

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2.環境編

 視覚障害者のためのさまざまな設備がありますので、その役割を理解して利用がしやすいように配慮してください。
(1)点字ブロック(誘導ブロック)
 点字ブロックは歩行時の道標です。
 その上に自転車や看板などを置かないでください。
(2)駅の身体障害者用トイレ
 一般の方の目的外使用はご遠慮ください。

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3.情報編

見える人なら誰でもわかる周辺環境の情報を説明してください。
(1)横断歩道
  交差点で音響式信号がない場合「信号が、青になりました」などと
 説明してくれると安心して横断できます。
(2)電車での空席、吊り革や手すりの位置
  もし空席があれば教えてください。また、元気な視覚障害者でも
 手すりなどの情報は役立ちます。
(3)ソノ他の事例
  わからないので言葉をかけていただくと助かります。
 ■エスカレーターの上りと下りの区別
 ■横断歩道の押しボタン式信号の押しボタン位置
 ■電車の開閉ドアの位置 ■バスの乗降口 ■バスの降車押しボタン

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4.対話編

支援の気持ちで接触される方へ。接触のやり方にご配慮ください。
(1)たちどまっている人への接触
 いきなりさわられると驚いてしまいます。まず声をかけてください。
(2)人込みでの話しかけ
 混雑した場所や電車の中などで、支援の気持ちで視覚障害者に声を
 かけていただいても、自分に向けられた声かわからず応答しないでいる
 ことがあります。
 そのときは、まず発言者は、視覚障害者の肩に軽く触れるか
 肩を軽く叩いて、ご自分の存在を知らせてください。
(3)説明の仕方
 指示語はわからないので、使わないでください。
  (例)それ、あちら、こんな、少し先。
 説明は具体的にしてください。
  (例)右へ、 5メートルほど前に、時計の 10時の方向に、6時の位置に。
(4)物の移動
 視覚障害者の置いた物を動かすとき、置くときは一言声をかけてください。
 視覚障害者は自分の手近に置いた物が動かされると見つけられません。
 また、お茶などを卓上におくときは声をかけて注意喚起してください。
 気付かない視覚障害者が手で器を倒してしまうことがあります。

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5.補足編

 視覚障害者が苦手なものを例示します。
 ■大音量のBGM ■工事騒音 ■激しい風雨の音 ■電光掲示板
 ■テレビの緊急テロップ ■機器の液晶画面 ■無音で近づく電気自動車
 ■歩道にのりあげ駐車の自動車 ■その横からとびでているバックミラー
 ■大きな道路の長い横断歩道(エスコートゾーンのない場合)

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以上、視覚障害者の外出時の行動様式のページ終わり

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