●生活技術自主講座●

1.情報発信の趣旨

 視覚障害者はそれぞれに、日常の生活のために、いろいろ工夫し、さまざまな生活技術を開発・実践しています。 しかし、このような生活技術情報は必ずしも視覚障害者(とくに中途視覚障害者に)に広く共有されてはいません。
 このページは、視覚障害者の日常生活の質の向上のために、その生活技術情報を広く集めます。ただし、 生活技術の個別ヒントをアト・ランダムに掲載するものにすぎません。掲載情報についての評価はしていません。
 それぞれの生活技術は、個々人の身体能力や生活環境などによって、その人のための有効性や安全性、 快適性などに違いがあると思われます。掲載情報は各自の判断で活用してください。
 なお、この欄では日常生活に便利な関連グッズについてはおおむね1千円以下の「小物類」の紹介に限ります。 たとえば音声情報を活用する高額な日常生活用具/製品の利用の紹介は対象としていません。
*基本的、体系的な生活技術の習得については、必要に応じて、専門家による「日常生活訓練」をうけることを推奨します。
川崎市では「川崎市視覚障害者情報文化センター」が個別の訓練を実施しています
※いろいろな生活技術の評価や習得・実践のためには、視覚障害者同士の交流などを通じた、 直接の情報交換が役だちます。川崎市在住の方は、川崎市視覚障害者福祉協会の活動にどうぞご参加ください。

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2.生活技術情報

目次

■手を上手につかう
■物の置きかた、しまい方
■とびらの開閉
■物に印を
■点字テープとシール
■靴
■ご飯を炊くときの水加減
■いため物などの調理
■調理時間のタイマー
■調味料の使用
■台所用品柵
■チューブいりの歯みがきの使い方
■洗濯
■衣服の仕分け
■掃除

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■手を上手につかう

 家庭内での日常動作では、安全確保のために、さまざまな場面で手をつかうことが有効です。詳しくは日常生活訓練などを通じて身につけましょう。

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■物の置きかた、しまい方

 置き場所をきめておく。手にしたものは、かならず、もとの置き場所に戻す。 いつも使うものを他の人が無断で動かすと、あとで見つけるのがたいへんです。他の人には「ものを動かすときは、動かしたことを告げるように」と日頃から話しておきましょう。

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■とびらの開閉

 部屋の扉は、引き戸開き戸とも、完全にあけるかしめること。収納の扉も同じです。中途半端にあけておくと、気がつかずにぶつかることがあります。 ほかの人にも、とびらの中途半端な開け閉めをしないように、日頃から話しておきます。とびらは引き戸の方が比較的安全です。

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■物に印

物に触ってわかる印をつける たとえば、傘の柄に輪ゴムなどを巻いておく。

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■点字テープとシール

 物に貼り付けることができる透明な点字テープがあります。 書類、箱、CDケースなど、いろいろな物に点字を書いて貼り付け、識別します。 点字用のタックシールなどのほか、点字でない凸型のシールもある。これも自分で決めたところに張れば便利。

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■靴

 靴は脱いだ後のものを洗濯バサミではさんでおくとか、 紙など靴の中に入れておくのも一案である。外で脱いだ時など他の人と区別でき る。特に男ものは靴の形が似ているので間違われやすい。
*もう一言
でも、目印の紙を靴の中にいれておいたら、ゴミだと思われてわざわざとりさられてしまったという事件もあるとか。

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■ご飯を炊くときの水加減

答の1 計量カップでお米と同量の水が基本です。その上で水加減を、炊きあがりの固さの好みにあわせて調整します。
答の2 洗った後の米に手のひらを平らに置き、なかゆびの付 け根あたりに水がかぶるくらいの加減にする。この方式だと量の多小にかかわらず、おいしく炊ける。微妙な水加減は何度か炊いてみて自分なりのものを会得す る。

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■いため物などの調理

 油の量は熱したフライパンに少し高いところから油を注いで、音で量を判断する。 加熱時間の判断は、加熱中の音を聞きながら変化を感じ、おいしそうな匂いもまた一つの目安とする。 煮物なども音と匂いで煮え加減を判断する。

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■調理時間のタイマー

 タイマーはいろいろと便利ですが、とりわけ料理の時は、タイマーを上手に利用するとよい。 たとえば麺類をゆでる時など、 ゆでる時間のわかりにくいものは、タイマーを使いながら、麺の少しを取って食 べてみるのが一番。何回か試して良しとなったら火を止める。

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■調味料の使用

 調味料は、いきなり鍋に入れず、あらかじめ調合して加える。計量スプーンも使うが、味見をするとわかる。

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■台所用品

 日本盲人会連合や日本点字図書館で、生活に役立つ便利なものはたくさん販売している。安価なものもあります。 たとえば計量スプーンやはかり、弱視者用の黒いまな板(白いものをきる時に目立つ。)

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■チューブいりの歯みがきの使い方

 歯磨きを指先に適当な量取って口にいれてから歯ブラシでみがきます。

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■洗濯

 靴下などばらばらにならぬよう、左右の物をクリップでとめるなどひとまとめにして洗う。靴下の材質、長さにもよるが、干す時にも左右をまとめてピンチしておくと、しまいやすい。靴下がバラパラにならぬよう、一方を他方の中に入れて洗うというやり方もある。

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■衣服の仕分け

 仕分けは、なかなか大変。同じ形、材質で色違いのものがとても困る。、あらかじめ糸印などを付けておくのも良い、。

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■掃除

 汚れやほこりは手や指で触ればわかるので、こまめにふき取る。階段は雑巾で拭いたほうがきれいになる。誇りとりのブラシなどもある。小さな手ぼうきで部屋の隅の汚れなども吐き出して掃除機で吸い取る。

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3.情報提供のお願い

 本ページでは 視覚障害者から寄せられた情報を基本に構成し、日常生活技術を中心に掲載します。
 関係の生活技術情報を受付ています。
 提供された情報については内容により、このページに掲載します。

 宛先 川崎市視障協HP情報受付メールアドレス

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以上、生活技術自主講座のページ終わり

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