こんなことが 〜ニュース&トピックス〜
〜すすめる会のHPをお開き下さる方へ〜
前回の更新が2010年の12月。今2011年9月です。随分長いことご無沙汰をしました。
何をしていたの!とお叱りをうけるかと思いながら、パソコンに向かっています。
この半年余り、皆様いかがお過ごしだったでしょうか?
3月11日の東北地方大地震。
そして 原子力発電所事故。
放射能被害は今もなお収束の見通しもたたないまま多くの人々の命と暮らしを脅かしています。直接被害に遭われ、あるいは今後の見通しもたたないままにお過ごしの方々には心からお見舞いを申し挙げます。
そうした中からジェンダー平等社会に向けて課題を明らかにし、検証したいのですが、 あまりの御無沙汰にここではそのスペースがありません。 一足飛びになりますが、4月に開催したすすめる会2011年度の総会からの「こんなこと情報」をお知らせさせていただきます。
◆すすめる会2011年度総会を開きました。
日時 2011年4月23日(土)午後
○記念講演 国広陽子さん テーマ「ジェンダーギャップ解消へ・・・・」
東北地方大震災の直後の講演だったこともあって、上関原発反対運動にも触れながら、 女性と災害との関係、“ガンバレ日本”コールの中で新しい社会への復興をすすめる ための女性の役割、開発と女性のエンパワーメントなど示唆に富むお話でした。
(すすめる会通信131に要旨掲載。是非お読みください。)
◆2011年度男女共同参画センター協働事業に応募しました。
今年も3回の 「連続学習会」を企画し応募し採択されました。
3回の共通テーマ「ジェンダーの視点からを読む」
第1回 7月3日(終了しました。)
テーマ みんなが幸せになるための介護「介護問題におけるジェンダーの視点とは」
講師 佐野英司さん(元白梅学園大学教授)
(社会福祉制度政策論・地域福祉論に詳しい) (特養ホーム緑陽苑施設長など歴任)
(すすめる会通信133にお話の要旨を掲載しています。)
第2回 10月15日(土)13:30〜16:00
会場 すくらむ21 研修室
テーマ「“女性差別撤廃条約”からみる第3次男女共同参画基本計画とかわさき☆かがやきプランのとり組みは・・・・・」
講師 近江三保さん(東海大学・神奈川大学非常勤講師)
飯塚豊さん (川崎市市民・こども局人権・男女共同参画室課長)
テーマは固いのですが、私達がエンパワーしいく上での中身が一杯詰まっています。
@国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)からの日本への働きかけがあります。
2008年に日本政府が提出した第6次レポートについて60項目に及ぶ勧告。その中から、次のような項目について、2年以内に政府のとり組みを文書で報告すること。
これを受けて日本政府は2011年8月コメントを発表しました。
その中には、
・男女ともに婚姻適齢を18歳にすること。
・女性のみに課せられている6ヶ月の再婚禁止期間を廃止すること。
・選択的夫婦別氏制度を採用すること。
などの民法改正や、あらゆるレベルでの意思決定過程への女性の参画、それをすすめるために積極的改善措置(ポジィティブアクション)をとることなどが含まれ、政府は平成22年(2010)年12月に政府決定した「第3次男女共同参画基本計画に数値目標を盛り込むなど、これらのとり組むことを明らかにしています。
A〜かがやき☆プラン〜(川崎市の男女平等推進行動計画は現在第2期が進行中。
このとり組み期間は2008年から2013年までの5年間ですが、CEDAWに対する日本政府のコメントや国の第3次基本計画をうけてのとり組みに対する評価と、その後の社会情勢の変化になどによる重点目標の見直しなども必要になっているのではないでしょうか。
▼この第二回の学習会は、私達が川崎市民として日頃感じているジェンダー平等へのとり組みや暮らしの中の課題について、参加者相互に考えを出し合ったり、資料を提供したり、市の考えを聞くなど、ともに次の社会を作っていく機会にしたいと考えています。
(すすめる会通信134を是非お読みください)
第3回 2月19日(日) すくらむまつりの中で・・・・・詳細は決まり次第お知らせします。
テーマ 「選択的夫婦別姓訴訟の意味と意義
講師 打越さく良さん(弁護士)
なぜ日本では夫婦別姓がなかなか実現しないのでしょうか?
国内のとり組みはどうなっているのか、実現を求めて裁判を起こした女性たちもいます。
その裁判を担当する弁護士、打越さんからお話を聞きます。
◆「姉妹よ、まずかく疑うことを習え」 ―男女共同参画の今を歴史に学ぶー
6月26日、川崎市男女平等推進週間の事業の一環として「映画とトーク」の会がすくらむ21で開かれました。
主催はすくらむ21。
山川菊栄記念会(代表井上輝子和光大学教授)の協力事業です。
すすめる会もプログラムの一部に参加し、「川崎における女性運動、その争点と課題」について、2名がそれぞれの立場から報告をしました。
ここで上映された映画(DVD)「姉妹よ、まずかく疑うことを習え」は、女性解放のパイオニアとしての山川菊栄の思想と行動を彼女を知る多くの人々の回想とともに紹介したもので、男女共同参画への道筋を学び一層の推進を図ろうと企画されました。
山川菊栄は1890(明治23)年生まれ。
この時代は明治民法が制定され、「家制度」が確立した時代でした。
このような時代にいち早く女性解放のパイオニアとして論壇に登場し、1918年に『婦人公論』誌上に「母性保護と経済的自立」いわゆる「母性保護論争」を発表しています。
彼女の数多い論評の特徴は、問題をこれが問題だ、疑問だと生の形で出すだけでなく、客観的に統計・調査データなど、或いは国内外の理論を踏まえ、それを社会的構造と関連づけて主張していくところにあります。
戦後(1947年に労働省(現厚生労働省)の婦人少年局の初代局長に就任、地方職員室(現婦人少年室)の発足と同時に全国の室長に全員女性を登用しています。
彼女の生涯をここでは紹介しきれないので、DVDを視る機会を是非お作り下さるようお薦めします。
この催しについては「すすめる会通信133,134」で報告しています。
またDVDなどについては山川菊栄記念会にお問い合わせください。
江ノ島の県立かながわ女性センターには「山川菊栄文庫が設けられて、彼女に関する資料が集められています。
山川菊栄記念会 藤沢市片瀬360-10 B-307 Tel/fax 0466-26-6135
◆「第3次男女共同参画基本計画
―ジェンダー平等へ縦軸と横軸
2010年12月、国は「第3次男女共同参画基本計画」を策定しました。
これは女性にとっても男性にとっても生きやすい社会をつくるためにとりくむべき施策をまとめたもので、少子高齢化のすすむ現状の中で国は政策の最重要課題として位置づけています。
その基本的考え方は、男女共同参画社会基本法施行後10年間の反省を踏まえて、実効性のあるアクションプランにするため、できるだけ具体的な数値目標やスケジュールを明確に設定、その達成状況を定期的にフォローアップしていくとしています。
15の分野において踏み込んだ内容のものになっています。
タイトルだけでは、それぞれが抱える生活上の問題解決には関係ないように見えますが、日常私達が直面する課題を縦軸とすれば、国のこうしたアクションプランは問題解決への横軸ともいえるもので、それが相互にクロスしあうことが社会を変えていくとり組みになると思います。
ここでは、今後取り組む喫緊の課題として挙げられている項目を書き出しておきます。
@実効性のある積極的改善措置(ポジィティブアクション)の推進
Aより多様な生き方を可能にする社会システムの実現
B雇用・セーフティネツトの再構築
C推進体制の強化
すすめる会通信131で、「かわさき☆かがやきプラン」との関係とも併せてかなり詳しくとりあげているので、是非お読みください。
この「第3次男女共同参画基本計画」の詳細についての問い合わせは下記へどうぞ
内閣府男女共同参画局推進課
〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
TEL 03-5253-2111(内線)83714
FAX 03-3592-0408 HP
http://www.gender.go.jp/
「すすめる会通信」131〜134
CONTENT
131(2011/5/20)
2011年度川崎市男女共同参画センター協働事業
第1回 −介護問題におけるジェンダーの視点とは・・・・
第2回 女性差別撤廃条約からみる「第3次男女共同参画基本計画」と「かがやき☆プラン」のとり組みは
第3回 選択的夫婦別姓訴訟の意味と意義
総会記念講演要旨「ジェンダーギャップ」の解消に向けて 国広陽子さん
女性ニュース
132(2011/6/20)
◆ ―高齢者が安心して暮らせる条件整備を地域でつくるためにー
◆ 教科書採択に向けて
◆「災害復興と男女共同参画」6.11シンポジウム(要旨)
主催 日本学術会議「災害復興と男女共同参画」6.11シンポジウム実行委員会
〈お知らせ〉
*母親大会 第56回神奈川県母親大会
・第53回川崎母親大会 6/26(日)
*映画&トーク 「姉妹よ、まず疑うことを習え」 6/26(日)
*教科書展示会 (中学校用)
◆女性ニュース
133(2011/7/20)
◆ 第二回学習会の準備始まる みんなが幸せになる介護・・・介護問題におけるジェンダーの視点とは・・・
◆「姉妹よ、まず疑うことを習え」男女共同参画の今を歴史に学ぶ ―part1
134(2011/9/20)
◆ 政府、女性施策の改善報告、女性差別撤廃委員会(CEDAW)へ
◆ 第二回学習会のお知らせ・講師紹介
◆ 「姉妹よ、まず疑うことを習え」part2
◆ 教科書採択が終わって考えること
◆ 女性ニュース
○ すすめる会通信を是非お読みください(無料)下記にご連絡ください。お送りします。
藤井光子 tel/fax 044-944-7872
e-mail himiko@r4.dion.ne.jp |