NPO法人 川崎市視覚障害者福祉協会

【過去の掲載情報倉庫(お知らせなど)】

高尾山ウォーキングの報告(平成24年10月)

 平成24年10月20日(土)、素晴らしい秋晴れの中、川崎視障協スポーツ部主催で「高尾山ウォーキング」を実施しました。
 実は、スポーツ部を設置してからこのような企画は初めてでしたので、いろいろな面で予想ができなかったため、 どうなることかと心配しましたが、視障協会員10名、付き添い・ボランティア16名の計26名で、けがもなく、 楽しい1日を過ごすことができました。
 朝9時30分、登戸駅に集合し、電車で移動。高尾山の最寄り駅となる高尾山口駅に着いてからは4つの班に分かれて、 班行動にて実施しました。
 季節も良すぎたため、明らかに役員が下見に来た6月終わりに比べて、一般の登山者もものすごい数。しかし、 みんな脚力はしっかりしていました。
 ケーブルカーで上がった後は、頂上まで必死に歩きました。それでも、班ごとでは和気藹々の雰囲気でした。
 登山を始めて1時間くらいでしょうか。やっと頂上。そして、休憩をしました。案の定、昼食とともに皆さん たくさんのお菓子を持ってきていて、手から手へ回る回る♪
 当たり前ですが、口に食べ物が入る時の表情は、みんな幸せそうでした。
 その後、無事に下山できました。高尾山口で15時に解散しました。
 目が不自由だと、自身の知っている場所以外での単独歩行は道を把握できないため、スタスタと歩けないという難しさがあります。 したがって、なんとなく自然と運動不足になりがちです。
 今回、このような企画をしたことにより、ボランティアの皆さんに支えられながら安心してウォーキングを実施できたことは、 運動不足に悩まされている方にとってはとても良い機会だったと思います。
 下山した皆さんの表情は、アップダウンが少々激しい山道で多少お疲れの様子でしたが、足にとって、全身にとって 良い運動になったことに満足されていたように見えました。
 企画する側としては、次回はどこにするかが悩ましいですが、年に一度くらいは何らかのお出掛けの計画ができたらなと思います。
 今回、初回にしては良かったのではないかと感じています。 (Y)

高尾山ウォーキングの報告(平成24年10月) 終わり