NPO法人 川崎市視覚障害者福祉協会

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視覚障害者囲碁大会川崎大会の報告(平成26年6月)関東地区の視覚障害者の囲碁大会を初めて川崎市で開催

 当協会は、NPO法人 日本福祉囲碁協会との共催で、平成26年6月29日(日)、ふれあいプラザかわさき(川崎市川崎区堤根) において、視覚障害者囲碁大会川崎大会を開催しました。
 この大会は、昨年6月に東京で開催した視覚障害者囲碁交流会(川崎視障協、筑波技術大学、日本点字図書館の3囲碁サークルの参加による) を発展させ、参加募集対象を広く関東地区に在住の視覚障害者に拡大し開催したものです。
 大会では、参加者が、経験と棋力に応じ、十九路盤 段位者の部、十九路盤 級位者の部、十三路盤の部、九路盤の部の4部門に分かれ、 熱戦を繰り広げました。
 神奈川県、東京都を主体に、遠くは山梨県、茨城県、埼玉県、千葉県から囲碁愛好家の老若男女が参集し交流を深め、 関東では初の視覚障害者の囲碁大会となりました。
 参加の障害者は30名(当初エントリーは33名)、オープン参加者と補充参加者を含め合わせて37名が対局を楽しみました。 会場には、来賓、マスコミ関係者、観戦者など大勢が来場され、また、審判長に関西棋院の森野節男九段を迎えるとともに、日本福祉囲碁協会の会員、 川崎市視覚障害者ボランティア連絡会(オブリガード)の会員の支援を頂き、総勢約120人の盛大な大会となりました。
 午前10時から午後4時まで繰り広げられた対局の結果は、下記の通りです。

 第1部 十九路盤 段位者の部 優勝 遠藤 (東京都)
      十九路盤 級位者の部 優勝 新井 (横浜市)
 第2部 十三路盤クラス 優勝 田中 (東京都)
 第3部 九路盤クラス 優勝 長澤 (山梨県)

 なお、当協会囲碁の会の会員の入賞者は
 
 第1部 十九路盤 級位者の部 準優勝 村野、第3位 谷島
 第2部 十三路盤クラス 第3位 松本(雄)でした。
 
 今回の大会は関東初の本格的な視覚障害者囲碁の大会としてマスコミでも報道されました。視覚障害者のために考案された立体的な碁盤・ 碁石を使用する「視覚障害者の囲碁」が社会に知られるきっかけになり、今後、囲碁に興味をもち楽しむ方々が増えていくことを期待します。

(参考)
当協会の囲碁の会は毎月3回、例会を川崎市北部身体障害者福祉会館で開いています。視覚障害者で会場まで通える方ならどなたでも入会歓迎です。
問い合わせ先は
松本 電話 044-955-0302

下記を参照
■視覚障害者のための文化教室の参加者募集のお知らせ(平成26年4月)

視覚障害者囲碁大会川崎大会の報告(平成26年6月)関東地区の視覚障害者の囲碁大会を初めて川崎市で開催 終わり