NPO法人 川崎市視覚障害者福祉協会

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第56回川崎市視覚障害者相互激励大会の報告(平成26年9月)

 平成26年9月14日(日曜日)午前10時から、本年4月に開館したふれあいプラザかわさき (川崎区堤ね)2階ホールで初めて、大会を開催しました。
 当日は残暑の陽ざしの中、川崎市内の視覚障害者を中心に来賓、 支援ボランティアの方々などをあわせ 171人が参加し、日頃お会いしていない方と再会・交流し、親睦を深めました。
 第1部の式典に続き、第2部点字大会では団体リレーと個人の「目の字書き」を競いました。 始めにヘレン・ケラー女史の日本での講演の録音で同女史の肉声を聴きました。 もっと若い時の講演を盲学校で聞いたという人がいました。団体の部は各地区チーム、 合同チーム、ボランティアグループチームあわせて10チームが参加し、個人の部は27人が参加しました。
 一方、 会場では、手芸など手作り作品の展示のほか、「視覚障害者プレイグッズの サウンドテーブルテニス(STT)の音のでるボールとラケット、触ってわかる視覚障害者用の囲碁の 碁盤と碁石などを紹介、展示しました。
 午後の第3部 ステージイベントでは、最初にポピュラー名曲ピアノミニコンサート (ピアノ・鶴野美香)を楽しみ、高齢者部の川柳の発表と詩吟披露がありました。引き続き、 地域芸能大会では、7地区がそれぞれに工夫を凝らし熱演し、また、視覚障害者とボランティアの方々 がメンバーの「多摩里コカリナフレンズ」が初めて出演しました。 
 点字大会の団体部門での表彰は麻生区Aチーム、 前回と同じ3名のメンバーでの7連覇 でした。そして、幸運の福引を楽しんだ後、午後3時40分に散会しました。
 なお、当日は、川崎市視覚障害者情報文化センターのスタッフに展示大会の運営に ご協力いただいたほか、 川崎市視覚障害者ボランティア連絡会(オブリガード)の 「水車の会」「スターシックス」「芽の字会」のメンバー計16名に運営全般への協力 をいただきました。どうも ありがとうございました。

主催 特定非営利活動法人川崎市視覚障害者福祉協会(川崎市補助事業)

大会テーマ
  視覚障害者の生活の質の向上を

大会スローガン
 一 視覚障害者の働ける環境の整備を
 一 高齢視覚障害者によりよい生活の場を
 一 災害時における視覚障害者の避難対策の拡充強化を
 一 視覚障害者が安心して歩ける街づくりを

第56回川崎市視覚障害者相互激励大会の報告(平成26年9月) 終わり