NPO法人 川崎市視覚障害者福祉協会

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第57回川崎市視覚障害者相互激励大会の報告(平成27年9月)

 平成27年9月13日(日曜日)午前10時から、ふれあいプラザかわさき(川崎区堤根)2階ホールで大会を開催しました。
 当日は残暑の陽ざしの中、川崎市内の視覚障害者を中心に来賓、支援ボランティアの方々などをあわせ約200人の参加で賑わいました。
 第1部の式典に続き、第2部点字大会では団体リレーと個人の「目の字書き」を競いました。
 団体の部は各地区チーム、合同チーム、ボランティアグループチームあわせて12チームが参加し、個人の部は20人が参加しました。 また、今年は初めて「触る絵本に触れるコーナー」を設けました。
 ホールの展示コーナーでは、手作り作品・プレイグッズ(サウンドテーブルテニス(STT)の音のでるボールとラケット、 触ってわかる視覚障害者用の囲碁の碁盤と碁石)の展示、川柳の掲示をしました。
 午後の第3部 ステージイベントでは、最初に『チェロによる名曲ミニコンサート』(チェロ・鈴木聡子 ピアノ・濱松知子)で白鳥、 愛の賛歌などの演奏を楽しみ、高齢者部の川柳の発表と詩吟披露がありました。引き続き、地域芸能大会では、7地区がそれぞれに工夫を凝らし熱演し、 また、視覚障害者とボランティアの方がメンバーの「多摩里コカリナフレンズ」が昨年に引き続き出演しました。
 点字大会の団体部門での表彰は麻生区Aチーム、 前回と同じ3名のメンバーでの8連覇でした。
 そして、幸運の福引を楽しんだ後、午後4時に終了しました。
 なお、当日は、川崎市視覚障害者ボランティア連絡会(オブリガード)の「水車の会」「芽の字会」「スターシックス」 のメンバー計17名に運営全般への協力をいただきました。さらに川崎市視覚障害者情報文化センターのスタッフにもご支援いただきました。
 どうもありがとうございました。
 また、会場では日本盲人会連合の呼びかけに応じて4月25日のネパール大地震の被災視覚障害者のための義援金募金活動もおこなわれ、 募金は日盲連に送金されました。

  ◆主催
   特定非営利活動法人川崎市視覚障害者福祉協会(川崎市補助事業)
  ◆大会テーマ
   視覚障害者の生活の質の向上を
  ◆大会スローガン
   一 視覚障害者の働ける環境の整備を
   一 高齢視覚障害者によりよい生活の場を
   一 災害時における視覚障害者の避難対策の拡充強化を
   一 視覚障害者が安心して歩ける街づくりを

第57回川崎市視覚障害者相互激励大会の報告(平成27年9月) 終わり