NPO法人川崎市視覚障害者福祉協会では、10月23・24日の二日間、群馬県伊香保方面へ一泊研修旅行に行きました。
2日とも、曇りがちでしたが、時々晴れ間も出て天候に恵まれました。参加者は付き添いも含め40名でした。
23日朝、バスは新ゆり21、登戸、高津区役所、小杉駅、六郷と止まり、最終の集合場所川崎市役所前を9時30分ごろ出発し、群馬県へ向かいました。
最初の見学場所「鉄道文化村」で、昼食の釜めしをバスの中で食べてから、文化村の見学をしました。ここには、小さな機関車や電車が走っていて、 子供たちが乗って遊んでいました。そのほか、古い蒸気機関車や電車の車両が展示されていて、中に入って見学することができました。 機関車の運転席や石炭を置く所、また古い列車の座席や窓に触り、懐かしい感じがしました。
そこからトロッコ列車に乗る体験をしました。廃線になった線路を利用したもので、急な坂道を登るので、機関車で後ろから押し上げる形で走っていました。 線路の脇には遊歩道があり、歩いている人が見えたそうです。
終点の「峠の湯」で降り、待ち合わせたバスに再び乗り込み、ここから予定を前倒しして、翌日見学するはず だった水澤観音へ行きました。観音様をお参りしてから、バスは、宿泊先のホテルに向かいました。
ホテルに着いてから、お楽しみの温泉に入りました。
伊香保温泉は、透明なお湯と少し濁ったお湯の2種類あって、両方の湯船につかって十分に温まりました。
その後は、夕食と宴会です。
食事のメニューは、野菜や山菜を使ったものが多く、その他お刺身や豚肉のすき焼き風鍋などが出ました。
また宴会では、カラオケの他、詩吟を吟じる人もいて、たいへん盛り上がりました。
翌日は9時30分頃ホテルを出発して、榛名山へ向かいました。
榛名山では榛名湖の周辺を散策しました。ここには馬がいて、乗ることもできるようでした。
ロープウェーに乗れば頂上に行けるということなので、乗ることにしました。ロープウェーを降りた所からさらに上へ行く階段があったので、 登って行くと本当の頂上で、神社がありました。神社にお参りしてから下を見渡すと、榛名湖全体が見渡せて、とても美しい景色だとガイドさんが言っていました。
そのあと再びバスに乗り、時間があるので、お饅頭屋さん(といってもお土産屋さんのような所でした)に寄って、お饅頭を食べお茶を飲んで、買い物などしました。
そして物産店でめいめい食事をとって、最終の立ち寄り場所の道の駅で最後のお土産を買って、バスは川崎への帰途につきました。
いろいろな体験をして、楽しい旅でした。
(TS)
視障協1泊研修旅行の報告(平成28年10月) 終わり