令和6年10月26日(土)・27日(日)の一泊研修旅行に参加しましたので、レポートします。
今年の行き先は群馬県の水上温泉です。26日早朝、ちょっと心配だったお天気もなんとかもって、参加メンバー28人(付添い13人を含む)、一人もかけることなく出発です。バスは、川崎、高津、登戸、新百合ヶ丘を経由して参加者を拾い、東名、環八、そして関越自動車道へ。
大きな渋滞もなく、11時30分には昼食予定の高坂サービスエリアに到着。実はここで、ちょっとしたアクシデント?がありました。それは、バスのガイドさんが、高坂サービスエリアでは、川越名物のイモ恋というスウィーツが食べられるというのです。さつまいもとつぶあんをモチでくるんだスウィーツと大絶賛をシておりましたので、私も含め、みなさん高坂SAでは必死になって隅々まで探したのですが、どこにもない。食べられるお店どころか、お土産屋さんにもない。ちょっとショックでしたが、後でガイドさんに調べてもらった所、お店はなくなって、冷凍のお土産だけおいているとのことでした。いずれにしろ、イモ恋との出会いは次の機会にして、皆さん、それぞれお好みの昼食を頂きました。お店は、今流行りのb急グルメの屋台が多かったですね。
そして、バスは一路、次の目的地のりんご狩りへ。ここで、バスの中では、恒例の高橋顧問協賛による到着時刻当てクイズが出されました。りんご狩り園の到着が14時ちょっと。約1時間ぐらいで出発で、ホテルは結構すぐ近くらしいです。ホテルに着いて、サイドブレーキを引いた時刻が到着時刻となります。毎回、かなり盛り上がりますね。皆さんそれぞれ時刻を予測した紙を提出してりんご狩りへ。
リンゴ狩りは初めての体験でした。10分ほど歩いてリンゴ畑へ。まずは2種類のリンゴを試食です。種類は新世界と農園のオリジナルのようです。試食は8分の1ピースをそれぞれ1こずつ。それで気に入ったほう、もしくは1つずつを取らせてくれます。
試食の量が少し物足りない気もしましたが、私は新世界をチョイス。酸味と甘みのバランスのとれたおいしい味です。
リンゴの木は思ったより背が高く、リンゴを採るには下から手を伸ばしてとるようになります。下まで赤くなっていればもう大丈夫なのですが、上から見ないと鳥や虫に食べられていたりするので、そこは要注意です。脚立があったので、上から見てもらい、おいしそうなのを自分で収穫できました。
そして、バスは一路宿泊のホテルへ。
りんご園からほんの10分程度で到着です。気になる到着時刻は発表の二次会シーンまでお待ちください。
ホテルは平屋で、周りに何も無い、あるのは畑と林だけ。今にも熊が出てきそうな感じです。まあ、どこにも出かけないので問題ありません。お部屋は和洋室のツイン、結構広いのですが、5、6人部屋なので、5人ならソファーもあってゆっくり、6人だとちょっと狭いかなという感じです。
みなさんお部屋に入って、早速お風呂へ。温泉は単純温泉のようです。あまり匂いもなく、さらさらの質感です。毎回、男性のガイドさんには、一人で数人の面倒を見ていただいて恐縮です。こういうときは、男性のガイドさんにもっと増えてほしいとつくづく思います。
そして、湯上がりの喉の渇きを我慢して夕食会場へ。そしてビールでカンパーイ! 私はそんなにのんべぇではありませんが、この瞬間が旅行の一番の醍醐味ですね。みなさんと上げる盃はいつもより数段美味しく感じます。夕食は他の利用者もいらっしゃるのでカラオケ等もなく、おいしく頂いた後は2次会会場へ。
二次会は専用のお部屋を用意して頂きまして、ここからが本番です。普段、あまりお話のできない方々とお話できるのはとても楽しいです。事業部の二次会担当委員?が用意シてくださったおつまみをあてに、私は糖尿を気にしつつ ワインをチョイス。カラオケがなくてもお話で十分盛り上がるのでした。そして、ここで例の到着時刻当てクイズの当選発表です。ナント!私がピタリ賞で金一封をゲットさせて頂きました。高橋顧問、皆さん、ありがとうございます。そして、宴会はお部屋での3次会へとなだれ込むのでした。夜はまだまだ続きます。
翌朝は7時朝食、9時出発です。朝食はバイキングではなく和食でテーブルに用意してある形でした。私達視覚当事者は自分で取ってこれないので、バイキングよりこちらの形式がいいですね。
9時出発の前には、近所の畑で希望者によるダイコン堀がありました。私は参加シませんでしたが、余分に採ってくれた1本をちょうだいい足しました。ごっつぁんです。
バスは次の目的地の道の駅 、「たくみの里」へ。ここで1時間半もとってあるので、なにをしようかなと思っていたのですが、偶然、当日はお祭りというかイベントのようで、普段のお店のほかに屋台やらステージやらが催されていまして、思ったより楽しむことができました。水上の道の駅ですが、屋台で出ていた茨木のお店の「栗甘納豆」を試食してとても美味しかったのでゲット。実は後でホームページで調べたら、飲むヨーグルトも名産だったらしく、それに気づかなかったのがちょっとショックでありました。
楽しかった一泊旅行も後は帰るだけ。帰りのバスではカラオケで盛り上がりました。私も家内と1曲歌わせていただきました。上里サービスエリアで昼食を摂って、一路川崎へ。全員無事に帰ってまいりました。
うーん、食べ物の話ばかりになってしまいましたが、一泊研修旅行は普段お話をする機会のない方とお話ができ、美味しいものもたくさんいただけて、とても楽しい2日間でした。小学生の感想文のようになってしまいましたが、私の一泊研修旅行レポートは以上です。みなさんも、来年は是非ご一緒しましょう。
(文責 S.T.)
視障協一泊研修旅行の報告(令和6年10月) 終わり