NPO法人 川崎市視覚障害者福祉協会

【視障協の歩み(50年史より)】

創立50周年に向けてのご挨拶

川崎市視力障害者福祉協会
会 長 大倉 信一

 川崎市視力障害者福祉協会の創立50周年にあたり、川崎市当局を始めとする各界の諸先生方のご臨席を賜り、ここに記念すべき式典を挙行出来ますことは、視障協会員の喜びであり、心より感謝を申し上げます。
 顧みれば、本会が創立された戦後の混乱期は障害者に対する、偏見も多く幾多の障壁を乗り越えて、数人の先輩により創立されたと聞いております。
 今こそ、視力障害者同士の連携と友情の輪を広げ、希望と自信のある生活が送られるよう活動の活性化を考え頑張る必要があります。
 平成7年12月には、国において「障害者プラン7ヶ年戦略」が策定され、各都道府県
市町村にも数値目標を示した「障害者計画」策定が求められております。
 平成9年には「アジア太平洋の10年」の中間年であります。
川崎市に於いても、平成5年には「川崎新時代2010プラン」を策定し「生涯福祉都市づくり」を始めとした新時代にむけた基本方針のもとに、共に生きる活力のある福祉社会をめざしてさまざまな福祉施策を実施しております。
 創立当初より現在に至るまで当協会の道のりは決して平坦なものではありませんでしたが歴代会長、役員の方並びに関係者と多くの皆々様のご協力により、ここに輝かしい50周年を迎えることが出来ました、この業績に対し、心から感謝と敬意を表するとともに、厚くお礼申し上げます。
 この、50周年を契機になお一層の発展と皆様のご多幸を祈念致しましてお礼の言葉と致します。

創立50周年に向けてのご挨拶 終わり