NPO法人 川崎市視覚障害者福祉協会

【視障協の歩み(70年史より)】

祝辞

川崎市長福田紀彦
多くの皆様の御出席のもと、「川崎市視覚障害者福祉協会70周年記念行事」が、盛大に開催されますことを、心からお祝い申し上げます。
貴協会におかれましては、昭和23年の発足以降。長きにわたり、視覚障害者の福祉と生活の向上にむけ、様々な社会情勢に対応しながら、幅広く活動してこられました。
近年におきましても、定期総会や相互激励大会の開催、生活訓練事業や障害者スポーツの実施などを通じ、視覚障害者の社会参加に大きく貢献していただいており、心から敬意を表する次第です。
さて、現在、川崎市では、「かわさきパラムーブメント」の取組みを進めておりまして、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、多様性を尊重した誰もが暮らしやすい持続可能なまちづくりに向け、障害のある人などが生き生きと暮らす上で障壁となっている私たちの意識や社会環境のバリアを取り除いていくための取組みを市全体で推進し、社会変革を促してまいります。
このムーブメントを市民とともにつくる運動として広げ、2020年で終わらせることなく、継続的に取組むことにより、2024年の市制100周年、そしてその先へとつなげてまいりたいと考えております。
貴協会におかれましても、皆様の、活き活きとした様々な活動が、これからの末永い活動へとつながっていくものと確信しております。今後も、本市とともに、未来に向けた歩みを進めていただきたいと思います。
結びになりますが、川崎市視覚障害者福祉協会のさらなる御発展と、会員の皆様方の御健勝と御多幸を祈念申し上げまして、お祝いのメッセージとさせていただきます。

祝辞 終わり