NPO法人 川崎市視覚障害者福祉協会

【視障協の歩み(70年史より)】

協会設立70周年によせて

公益財団法人川崎市身体障害者協会理事長 中込 義昌
特定非営利活動法人川崎市視覚障害者福祉協会の協会設立70周年を心よりお祝い申し上げます。この70年の長い歩みは、高橋吉四郎会長をはじめ歴代会長の皆様、協会員の皆様、関係者の皆様のたゆまぬ努力の賜物と存じます。永年の活動に対しまして、改めて、心から敬意を表す次第でございます。
貴協会は、川崎市内の視覚障害者の方々に対する援護と福祉に関する事業を行い、自立更生及び社会参加と福祉の増進に寄与することを目的として、精力的に活動されておられるとともに、私共の構成団体として、広く市内の身体障害者の福祉の向上にもご尽力いただいております。その活動の功績につきましては、皆様ご存知の通りでございます。
貴協会の歴史を振り返ると、昭和23年6月に、川崎市盲人会として設立され、その後、平成21年1月より、60周年を契機に特定非営利活動法人として活動されています。その活動のーつの成果として、昭和37年11月に「盲人図書室」を開設され、昭和49年には「盲人図書館」と名称を変更し、記憶にも新しいかと存じますが、平成26年4月には、皆様の永年の希望でありまた、「川崎市視覚障害者情報文化センター」が開館され、より活動の幅が広がったことと存じます。
最後になりますが、設立70周年を契機に、引き続き、視覚障害に関する各種事業の担い手として、川崎市視覚障害者福祉協会が益々充実、発展されますよう、また、一人ひとりの視覚障害者の生活がより豊かな社会となりますようご祈念申しあげまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

協会設立70周年によせて 終わり