2006/02/25(土)矢上川湧き水探検隊

暖かく晴れた一日、新矢上橋から井田、久末方面の湧き水を探しながら上っていきました。

まずは、日吉公園。梅、ロウバイ、サンシュユの木がきれいに花を咲かせています。この日吉公園の脇には、かつて水が流れた跡があります。尾根の上部は農地が広がり、雨水を蓄えていることと思います。少し上流側に水抜きをしている太いパイプが何本も出てきていました。

井田の健康の森の手前の山の中腹には、水がポタポタと滴り落ちる「これぞ湧き水!」と言いたい様な湧水がありました。水量もかなりあり、それを受けるバケツが下にいくつもありました。遊びにくる鳥たちの水のみ場になっているようです。

中原区市民健康の森の湧き水も見学しました。池にはカエルの卵がびっしりと連なっていました。
ひとみ座の先には、斜面からほとばしるように流れ出る湧水があり、これはかれたことがないそうです。上部が保全緑地になっています。

去年見たときは確かにあったのに、工事中でなくなってしまった湧水もありました。
往古滝といって、すり鉢状の斜面の底から一筋の流れが生まれた湧水には感激しました。まだまだあるんですね。出きるところでは水質検査をしながら行きましたが、CODは0~3ときれいな水が多かったです。湧水が出やすい地層にも注意しながら歩いていくと、とても面白い。川に注ぎ込む湧水が豊かであるほど、川は元気になることを実感しながら、約20件ほどの湧水を確認した探検でした。

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