相談員のひとりごと

❤子育て
長年会社生活をし、バリバリとお仕事をされていた方が思いがけず、あるいは望んでご家庭に入り子育てしている方の中に、問題を抱えてしまう方がいらっしゃいます。
会社ではとにかく頑張れば成果が上がる。頑張って頑張っていらした方はともすれば頑張っても思うようにいかない育児というものにぶち当たります。
自分の思い描いていた育児とはまるで違う、自分の思い通りにいかない現実。子どもは人形でないし,自己、人格を持っていますから。そこで私は向いてないとか、人に預けようとか考えるかもしれません。確かにその選択肢はあっているかもしれませんが、その前に自分のために自分が成長するために生まれてきてくれた子どもかもしれないという発想をもっていただけたらと思います。
育児を楽しむ、子どもと一緒に笑えるといいですね。

❤変化
地震以降めっきり電車の中のベビーカーが減りましたね。いざというとき子供を守れないと思われたのでしょうか?確かに有事にはおんぶや抱っこが一番ですね。
それにしてもお母さんの胸や背中にいるお子さんたちはなぜか安心した、穏やかな顔をしていますね。
長くヨーロッパにおられた方が日本に帰って感じたことは、子供の無邪気な笑顔がなくなったということだとおっしゃっていました。なぜなくなってしまったか私たちは考えなければいけませんね。

❤助け合い
人と人が助け合えない社会が蔓延してましたね。震災という人も物も大きな犠牲を払って私たちは優しさを少し取り戻したように思います。しかし社会はいまだに自分の利益を基準にした行動ばかりのように思います。震災の復興が上手に運べていないなら、知恵や人脈を使い合って、助け合ってことを運べばよいのです。今は敵味方ないはずです。
遅い、やれていないという前に手を差し伸べればいいのです。みんなでやれば大きな力になるはずです。忘れていた優しさを思い出して世の中が大きく変わるといいですね。

❤優しさ
今はやさしくない時代といわれています。企業では成果主義がひろがり、常に上を向いて頑張らねばならない時代。
そんななかで疲れてしまう人も多いはず。大人が疲れればその矛先は子どもにもむいてしまいます。 親がこどもを守れなくなった時代ともいえます。
何もできない子どもは大人だけが頼り、幼少期に常に守ってくれる存在があることで
自分への自信をもつことができるといわれています。
自信がない不安定な子どもが増えてしまっています。
もう一度、自分の子どもへの関わり見直してみませんか?

川崎地域女性連絡協議会(子育て支援部)

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