猛暑の日本、水辺にひかれたくさんの子ども達が集まりました。
参加者は、幼児から中学生、大人と総勢80名以上。今年は特に子ども達のキラキラした目と体当たりで水と触れ合う姿が目立ちました。水は予想以上に澄んで、きれいです。
子ども達は、熱中症対策や安全についての事前の話をしっかり聞いて、真剣な表情で川に臨みました。
魚を追い込む「追い込み漁」は、大きな子どもが参加し、幼児たちは岸辺から見学。いったん魚を追い込んだところで投網。そこで、今年は春からアユの姿を目撃していたので、今年こそは!と期待されたアユを5匹もゲットすることができ、一堂大歓声!
魚を追いこんだところで、幼児にもアミを持たせ、安全なところで川に入れました。いったん川に入ると、子ども達の表情は一変し、もう水に夢中。あちこちで、水の感触を十二分に楽しむ姿が見られました。お風呂につかるように水を楽しむ子どもの顔は満面の笑顔。
今年は、幼児の参加が多かったのも特徴でした。参加の様子を見て、幼児に対しても川遊びの場を提供することが大切だ痛感しました。
当日は、アユ・ナマズ・ウキゴリ・スミウキゴリ・マハゼ・タモロコ・ヌマチチブ・コイ・モクズガニ・ヌマエビ・ミズカマキリ・アメリカザリガニなどの生きものをとり、観察しました。
最後は、1匹1匹、子ども達の手で川の中に放しました。子どもにとっても間近に生きものにふれる機会で、川の自然に戻っていく姿を見ることができたのは、とてもいい体験となりました。
たくさんのボランティアのみなさんやTRネットの協力を得て、今年も川とどっぷり触れ合うことができたことを感謝したいと思います。