矢上川で遊ぶ会ってどんなこと「す・る・の?」
1.自然観察会
下流の川辺には堆積した土がつくる緑豊かな河川敷があり、植物、昆虫、鳥たちの集まる都会に残された貴重な緑である。鷹野大橋下には、わずかだが湧き水が流れ貴重な水生植物であるミクリやオオカナダモの群生が見られる。サンカクイ、クレソンなども自生している。河口一帯はクロベンケイガニやベンケイガニの楽園で、葦原や川岸には土を掘った無数のカニの巣が見られる。近寄ると、ガサガサという音とともに何百というカニが一斉に移動するのは圧巻!
2.クリーンアップ( 年4回行う当会の恒例行事)
橋から橋までの両側を川崎市・横浜市の市民が同時にクリーンアップする。 両市の協力のもとに定着しました。
3.探鳥会
川幅が狭いためバードウォッチングには最適で、特に冬は水鳥が足繁く訪れる。カモ類は5種類ぐらい、サギ類、カワラヒワ、メジロ、ジョウビタキ、シジュウカラ、モズ、アオジなどの鳥が見られる。20数種~30数種の野鳥を確認できるのも楽しみ
4.川歩き
流域には加瀬山(夢見が崎)、日吉の森などがあり、歴史豊かな流域散歩を楽しむことができる。源流へは15キロほど、ゆうに一日で歩ける距離である。新春には源流ウォークも行う。
5.その他
市立南加瀬小学校のバザーや授業にて環境教育を実施。
他に鶴見川流域ネットワーキング、矢上川流域ネットワークの行事に随時参加している。
◎こちらの動画で活動の様子をご覧いただけます。
矢上川で遊ぶ会概要
項目 内容
活動日時 定例活動日は毎月第4土曜日午前
設 立 年 1996年4月
会 員 数 70名
会 員 層 子どもから大人まで 家族での入会とし、多世代の交流も楽しめる
会 費 年会費一家族1,000円(年度はじめ)
活動拠点 矢上川下流の流域
活動地域 矢上川下流(矢上橋~高野大橋が主だが、鶴見川や矢上川全般も)
代 表 庄司佳子
いままでのあゆみ
年 内容
1997年 容器包装美化協会の全国表彰を受賞
1998年 全労済の活動助成を受け、矢上川の流域マップを作成
2000年 川崎市環境功労者表彰(環境教育)を受賞
2003年 コカコーラ環境教育賞奨励賞を受賞
2004年 川崎市制80周年記念表彰を受賞
2006年 かながわ地球環境賞受賞
会員の募集
降った雨が川に流れ込む範囲を流域といいます。矢上川の流域は思ったより広いです。川を軸に上流との交流、身近な自然の再発見など、新しい地域とのつきあい方が見つかります。ご家族でぜひご入会ください。
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