2011/05/19(木)ウナギ観察会 その2

観察会終了後に、親子で参加されたSさんからメールが届きました。とてもしっかりとまとめて下さって、ありがとうございます。ご了解を取ったうえで、以下に掲載します。

当日終了後、子供がまだ年長で、すぐに文章にできず、その場で感想をご提出できませんでしたので、遅くなりましたが子供の分も合わせてご報告させていただければと思いメールしております。

「矢上川の川しらべ」を帰宅後当日の夜、私がサポートしながら、以下、子供がまとめました。

【かわのようす】
・(潮が)引いてた
・5cmくらいのふかさだった
・さらさらのすな
・ちゅうぐらいのダンボールのいしがたくさんあった

【川の水のにおい】
・くろいにごったようなにおい
・おはながいたくなるようなにおい

【にごり】
・にごってはいなかった
・(川の水を)あしでキックすると、うえにすながいってにごるけど、すぐきれいになる

【とれた生きもの】
・うなぎ 11ぴき、シラスウナギ、アベハゼ、マハゼ、ビリンゴ、スミウキゴリ、チチブ、モクズガニ、テナガエビ、クロベンケイ、ミドリガメ

【気がついたこと】
・(うなぎが)かわのなかにおよいでいるとおもったらちがった
・「わぁー、これはおどろいた」ってかんじがした
・いしのしたでばたばたはねた

私もあんな風にうなぎを捕ったのは初めてでしたので、子供とともに興奮気味でした。さっそく、その足で町田の図書館へ行き、うなぎの子供向けの本(かがくのとも)を借り、マリアナ海溝の話をもうすこし読んで聞かせてみました。

あの日以来、子供も矢上川・鶴見川のことが好きになったようで、5/5は鴨居、5/7は小机の流域センターでバッチをゲット、本日は小山田の流域祭でオリジナルバッチをもらえ、大喜びです。

それにしましても、この鶴見川流域のネットワークの力づよさ、スタンプラリーという仕掛けのうまさ、そして何よりイベントの『奥深さ』に感嘆させられました。

子供の動機(スタンプ、缶バッチ集め?)はなんにせよ、幼いうちから、自然と直接ふれあい、子供の持つすべての感覚(「川のしらべ」にあるような)を研ぎ澄まし、周りの大人からも学びながら、次第に人間中心ではない自然をいたわることのできる人間ができてくるのだと思っております。(無論、親もそうです)
町田市 Sさん親子