旬はエコ!
●レシピ
新じゃがいもは今、夏が旬、思いのほかビタミンCやカリウムが豊富な野菜です。お子さんと一緒にホットプレートを使っておやつを作りませんか! 旬のものを食べるだけでエコです。
でもジャガイモの芽と緑色の部分は、体に害のあるソラニンが含まれているので、必ず取ることをお忘れなく。
材料(2人分) ジャガイモ2こ、ミックスチーズ適量、油
①ジャガイモをよく洗って皮をむき、細い千切りにする。スライサーを使うのがおすすめです。
千切りにしたら水につけないのがポイント。ジャガイモの周りについているでんぷんを利用してジャガイモ同士をくっつけていく。
②ホットプレートに油をしき、ジャガイモ1こぶんをしきつめる。ぎゅっとおして平らにする。
上にミックスチーズをのせて、さらにジャガイモ1こぶんをのせ丸く形をととのえて、焼く。
または、粉チーズを全体にまぶしてから焼くのも、香ばしくておいしいですよ。
③ひっくり返して少し油をくわえ、裏面がこんがりとよく焼けたら出来上がり。ケチャップをつけて召し上がれ!
ジャガイモクイズ
Q1:ジャガイモの旬は、春5~7月と秋~~10月ですが、世界で一番たくさん作っている国はどこですか?
Q2:日本で一番多く作っている地域はどこですか?
(答はワンポイントメモの中に)
●エコな調理のポイント
ジャガイモをむくのに、ピーラーを使うとうすく皮をむく事ができます。
試しに包丁でむいたら21g、ピーラーでむいたら17gのごみが出ました。
みなさんも、1つは包丁で、もう1つはピーラーでむいてくらべてみてください。
●ジャガイモのワンポイントメモ
オドロキの事実!
ナス科ナス属の多年草の植物で、南アメリカのアンデス山脈原産です。
17世紀ごろに日本に入ったそうです。
ジャガイモの生産は、中国が世界の1/4を生産。次はインド、ロシアと続きます。
日本産のものでは約80%が北海道産だそうです。
日本の食料自給率は、37%と低いですが、出来るだけ国産のものを使うことで日本の農業を支えたいですね。
●ジャガイモの栄養
ビタミンCは、リンゴの5倍ともいわれ、なおかつでんぷんに覆われているので加熱しても壊れにくい性質があります。
カリウムは、ナトリウムを排出する作用があり、塩分の摂り過ぎを調節する上で重要
カリウムはゆでたホウレンソウの4/3ぐらい含むそうです。
○ビタミンB1:疲労回復に貢献
○鉄:貧血予防に貢献
○マグネシウム:骨や歯の形成、代謝を助ける機能
食物繊維も豊富
●ソラニンなどの毒性もあるため、食べる際には芽や緑色を帯びた皮は取り除いてください。また、保存は常温で行い、冷蔵庫に入れないでください。
食品ロスを出さない工夫をして、エコな調理を心がけましょう!