梅雨時の活動(6月定例会、6月14日) ミクリわんど周辺のクリーンアップと生きもの観察

かねてより懸案の高水敷きのお世話を再開しました。毎月第2土曜日の午前10時~11時半です。定例の第4土曜日もありますので、体力的に無理という方は、交互に出ていただいても結構です。

お世話ですが、高水敷き全般は無理なので、ミクリわんど周辺のクリーンアップと周辺の生きものを観察したり、水質検査をしながら、生きものの暮らしやすい場所づくりを考えていきます。一般の方にもたくさん参加していただきたいと思っています。近くの住宅の方たちにも声をかけます。みなさんのお知り合いにも声をかけていただいて、広げていきましょう。14日は、ミクリわんどのクリーンアップが中心となりました。周辺は河岸で遊ぶ人が捨てたのか散乱ごみが多く、大雨でうち寄せられたごみが多く、大変な作業となりました。缶・ペットボトル・ポリ袋などミクリの間からいくらでも出てきます。全部で10袋近く。その収集は別の日に、川崎生活環境事業所に取りに来ていただきました。ありがとうございます。ミクリわんどでは、ミクリの花が一斉に開き、かわいい栗のイガのような実も小さいながら固くつきはじめていました。またわんどの半日陰の部分はミクリのみ大繁殖しています。河口近くの流れの出口あたりはヨシが増え、かわりに影を潜めてしまったのが、サンカクイとヒメガマです。植物が枯れて堆積し、土化しています。そのせいで年々植物が移動しています。ヨシは少し刈ったほうがいいかもしれません。護岸側の浅瀬には、オオフサモ(外来種)がふんわりとかわいい姿で、実は着々と勢力を増しています。乾いた土に近くなるとジュズダマがまだ背が低いのですが、しっかりと地固めをしているのが見てとれます。棲み分けをしつつも、すざまじい勢力争いが行われているんですね。わんどでは、マハゼ・ウシガエルのオタマジャクシ・ザリガニ・イトトンボ・クロベンケイガニが見られました。水質は、ミクリわんどの湧き水とわんどの水が鶴見川に注ぐ所、鶴見川本川の3箇所を調べました。