2007/11/24(土)エコツアー「日吉のタカラモノを探そう!」

天気もよく暖かな一日、スタッフも含めると参加者は総勢70名ほどと大盛況でした。続々と集まる参加者にとってタカラモノって何だろうとワクワクしながら開始。

まずは、焼きマシュマロをいただきスタート。おいしいと何度もお変わりする子ども達、大人も思わず頬がゆるみます。「夢見ヶ崎プレーパークをつくる会」と「小倉わんぱく広場」の活動についても話を伺ったあとに、小さな山にのぼってあたりを眺める気分はなかなかのものでした。子ども達が自由に遊べる大事な遊び場だと感じました。

加瀬山に上る途中では、「南加瀬貝塚」の看板の前で、縄文海進のころ、加瀬山周辺は海だったと日吉郷土史会から説明があり、みな数千年昔に思いを馳せました。

加瀬山では夢見ヶ崎動物公園の職員の方による動物の紹介。夢見ヶ崎にいる動物達がとても貴重な種類であることを知りました。

マーコールのボスの威厳のあること!ボスしか子孫を残せないことや、全国3箇所にしかいないマーコールがここから送られたことなどにも驚きました。

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いろいろなお楽しみが盛りだくさんなエコツァー。昼食後は、紙芝居「大田道灌物語」や絵本の読み聞かせ。小さな子ども達も夢見ヶ崎と呼ばれる由来を分かりやすい紙芝居で知ることができました。語りの会・日吉と個人で参加されている方たちの出番です。

加瀬山に9基、周辺に2基で日吉には11基の古墳があったこと、わずかに残る古墳の中をのぞいて、紀元5~6世紀のころの加瀬山周辺の歴史を学びました。

そのあとは矢上川に向い、矢上橋で活動紹介と投網の実演。ここからは矢上川で遊ぶ会が大活躍です。

水上さんの投網の実演はみんなの期待も大きく、大きく広がると拍手が、ヌマチチブが取れるとまたまた拍手が沸き起こりました。

矢上橋~鷹野大橋までは、佐原さん、保川さん、伊藤さん(TRネット)を講師に探鳥会。

シジュウカラ・カワラヒワ・ジョウビタキ・カワウ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・スズメ・ドバト・ヒヨドリ・ゴイサギ・ハクセキレイ・カルガモ・アイガモ・マガモ・ユリカモメ・ウグイス・キンクロハジロ・モズ・コサギ・(アオジの声)

思いのほか、たくさんの鳥たちと出会うこともできました。

最後は、鷹野大橋ミクリわんどで「野外水族館」熊澤さんとお友達が魚をとって待っていてくれました。
チチブ・ヌマチチブ・マハゼ・アベハゼ・モクズガニ・テナガエビ・クロベンケイガニなど、季節柄、種類は少なめでしたが、今迄で一番大きな18センチもあろうかと思われるマハゼを観察することができました。

様々なタカラモノに出会った一日、みなさんの満足そうな顔で締めくくることができました。万歩計で測ったところ、11000歩以上でした。