2009/05/09(土)ミクリわんど周辺の生きもの観察

晴天、干潮10:45ごろ。昨年に比べ干潮の引きが少ないので、どこまで川底が現れるか心配されましたが、川底も最大のときの3分の2位は出現し、ウナギの様子を観察することができました。参加した親子総勢27吊。昨年に引き続きの参加者も何組かいました。

鶴見川と矢上川の合流点の川底には、護岸のコンクリートのガラが多数あります。潮が引いた後、ガラをひっくり返すと、ハゼたち、底生生物の仲間たち、そしてウナギを観察することができます。子どもも大人もその姿にびっくり。浅瀬をみんなで追い込みしたり、ボラの稚魚やテナガエビなど多数観察することができました。

10:30ぐらいから1時間ほどが観察に最適。みなライフジャケットを着て、スタッフの見守るなか、楽しい時間を過ごすことができました。

ウナギは海で生まれ、川をさかのぼって川で大きくなり、ふたたび海に下り、海の中で卵を産むという一生を送っています。このうち人間が見ることができるのは、川を上り、川で大きくなって、川を下るまでの間だけで、海で生まれてから川に来るまでの間、および川を下ってから産卵をする場所にいくまでの間は、よくわかっていないそうです。昨年、ニホンウナギの産卵場所がグアム島沖のスルガ海山付近であることをほぼ突き止めたそうです。

観察した魚ほか
・ウナギ ・アベハゼ ・マハゼ ・チチブ ・スミウキゴリ
・ボラ ・テナガエビ ・スジエビ ・モクズガニ ・クロベンケイガニ