2006/10/28(土)エコツァー矢上川下流域のタカラモノ探し

矢上川・加瀬山・新鶴見操車場跡地・鶴見川、水と緑にぐるっと囲まれたこの地域には、とても素敵なタカラモノがいっぱい!秋の一日、タカラモノを探しながらゆっくり歩きました。参加者は親子連れを中心に約40名。このエコツァーは、日吉地区で活動する4団体と幸市民館で取り組んでいる「環境・共生ネットワーク」との協働で実施したものです。

新鶴見操車場跡地では、夢見ヶ崎プレーパークをつくる会のみなさんの活動紹介や、焼マシュマロづくり、「小倉わんぱく広場」のどんぐり拾い。お隣の「さいわい夢ひろば」ではお世話の現場を見せていただきました。日吉合同庁舎のわきには、南加瀬貝塚の案内板がたっています。そこでは日吉郷土史会の説明で、縄文時代はこのあたりが一面海だったことや、新しい合同庁舎の立っているあたりに、加瀬山よりもっと高い小山があったことなどを説明いただきました。

夢見ヶ崎動物公園では、飼育員の小林さんに時間の限り、生きもの達の習性や特徴などわお分かりやすく楽しく教えていただきました。その後は昼食。宝物袋探しを楽しんだ後は、加瀬山の歴史を学び、さいわい加瀬山の会の市民健康の森づくりの話を聞いたり、富士山が見えるという富士見デッキから慶応の山々を見渡しました。最後が矢上川。矢上橋では、矢上川で遊ぶ会の活動紹介と水上さんの投網を披露。あいにく魚はかかりませんでしたが、投網が大きく開くたびに、「おおっ」と声があがりました。フィールドビンゴ(秋編)を配ると瞬くうちに子ども達はビンゴ!と制覇。途中、保川さんによる野鳥観察をしながら鷹野大橋に。するとここでは熊澤さんが魚をとって待っていて、お魚観察をして終了となりました。「自然がこんなに豊かにあることを知らなかった」「さまざまな活動をするみなさんがタカラモノだと思った」「面白かった」などの感想にエコツァーの目的が十分伝わったことを実感しました。