春のクリーンアップ作戦は、例年ミクリわんどの浚渫と草刈りを実施しています。今年もクリーンセンターの職員とお仲間の方たち、サッカーチームのメンバーが大勢で応援に来てくれました。毎年来てくれている子もいます。30名近い応援です。遊ぶ会も、久しぶりの方も交え12名。これだけの人数がいると仕事も早い。浚渫と草刈りは30分で終了。後は矢上川橋までクリーンアップをしました。

わんどにたまった泥を取り除かないと、わんどは魚が住めなくなってしまいます。毎年この季節に除去していますが、浚渫は、だんだん腰に響いてきてちょっと大変な重労働です。無理しないようにしながらわんどの底のどろをすくい、バケツにいれて葦原に捨てます。泥の中の生きものは、自然に逃げることができるような仕組みにしていますが、その泥が重い！

ところが、今年は、サッカーチームの子達がバケツをリレーで運んでくれました。ちょっと匂う泥で洋服が汚れるのも構わずに、「ハイッ」といって頑張って持っていってくれます。

終了後に感想を聞くと、どの子からも「楽しかった」と返ってきました。草刈りした草を袋につめるなどの作業をしていた少し小さめの子ども達も同じく「楽しかった」。う～ん、感動です。こういう感想を聞くと本当に嬉しく思います。大人と子どもがともに労働して、達成感を味わう一瞬は大事な時間だと思っています。