JR鶴見線国道駅に集合。子どもを含めて14人。初めてのひとは、とにかく国道駅の佇まいに感動!「すごくレトロ」「何だか懐かしい」「無人駅だ!」参加した子ども達も何だか楽しそう。
10:30頃、生麦魚河岸を通り抜けながら、左右を見物すると、お店はそろそろ店じまいの時間。仕事が終わってほっとした時間なためか、何だかのんびりした雰囲気が漂っている。マグロ、アナゴ、フグの店、貝類の店と特徴がある。これからまだまだ歩くため生ものは買えないのが残念。刺身わかめで我慢する。(しゃきしゃきしていて、すごくおいしかったです)
生麦魚河岸は、江戸時代、御菜八ヶ浦のひとつとして幕府に魚を献上していた。また、明治中期には、のりと貝の養殖が盛んになったそうだ。年末も開いているそうなので、お正月の買出しにぜひ一度出かけてはいかが?
8時半~11時が営業時間。12月31日までやっているようだが、11時近くなるとお終いの店もあるので早めがオススメ。
途中から鶴見川、貝がら浜に出てひと遊び。護岸された中に真っ白な浜が広がる。「全部貝だね」とザクザクと踏みながら、いろいろな貝ガラがあるのを発見。子ども達は、水とみれば遊びに余念がない。生きものはいるかな?とアミ持参で来た保川さんがチチブとケフサイソガニをゲット。遊ぶ会の活動エリアでは、まず見られないカニで、ハサミについた黒い藻のような毛が特徴的。
貝がら浜を後に、生麦事件の発生した場所や碑を眺めて幕末の志士たちに思いを馳せつつも、昼食と見学先のキリン・ビアビレッジへと足は急ぐ。日本で初めてビールがつくられたのは、1870年(明治3年)、横浜山手だとか。
キリン・ビアビレッジは、廃棄物やエネルギーを少なくするさまざまな取組みが進んでいる。例えば、現在の軽量ビール瓶は、昔のびんに比べて20%以上軽くなっている。それによって、輸送にかかるコストとエネルギーが格段に軽減されているそうだ。
自然と魚市場、江戸末期の歴史に近代的なビール工場と、充実したエコツアーに大満足したメンバーは、次なるエコツアーへと期待をふくらませた。