2007/05/26(土)矢上川源流ツアーその2

参加者の感想をご紹介します。

●「矢上川で遊ぶ会」が主催する「矢上川源流ツアー」へ参加し、鶴見川合流点の少し上流にある矢上橋から源流域である犬蔵の「宮前美しの森公園」まで川や周辺の様子を観察、また解説を聞きながら歩いた。管理する行政の区分で川の様子が一転するのが興味深かった。

矢上川は流域がほとんど市街化された川であるが、水マスの結果を受けての魚道の工夫や3面張りの川底を剥がして生きものの多様性に配慮した構造の創成などが行われており、実際多くの魚を主体とした生きもののにぎわいを観察することができた。終点の美しの森公園はマンション建設ラッシュの中に浮かぶ緑のオアシスであった。多くの人の手で自然の回復・維持管理が行われているのには頭が下がる。

矢上川流域のイメージが頭の中にできたことで、より鶴見川流域全体が見渡せるようになったように思う。他流域を歩くのは持ち場の流域内での位置づけを理解する上で役に立つのでぜひお勧めである。(山根さん)

●私は息子の運動会があったので昼までの参加でしたが、矢上橋から第三京浜道路まではじめて歩きました。ナマズが6匹も見られたこと、コイが異常に多いこと、また確定はされていませんが、アユらしき魚影(不鮮明ですが写真撮ったので岸さん判定願います)やスミウキゴリ?がみられたこと、歴史ある人形劇団(ひょこりひょうたん島の劇団です!懐しい!)、崖線をまたぐ不思議な川であることなどが印象深かったです。暑いとき、木陰はオアシスですが、魚道のあったところ、ソメイヨシノですが、それほど大木でもないのにたっぷり日陰があり、スポット的でも川沿いに木があるありがたさを痛感しました。(深見さん)

*魚影は、後日アユであることが確認され、6月1日、毎日新聞で報道されました。

アユの群れナマズツァー2